History

へちま歴史物語

へちま歴史物語

へちま水は

民間薬として

飲み薬や塗り薬として

用いられています

へちま水=美人水

昔から化粧水として使われてきたヘチマ水。熱帯アジアが原産のウリ科一年草のヘチマが珍重された のは、明の時代に中国に入ってから。その後、日本に入り、江戸時代初期にはすっかり広まりました。 多くの女性の支持を得続けてきた、その長い歴史が物語るように、ヘチマは女性たちに若々しく美し い肌をつくってきました。室町時代に中国からヘチマが入ってくると、「美人水」と呼ばれて、化粧水 として使われるようになりました。江戸時代には「花の露」「江戸の水」、明治になると「キレー水」 という名で売られていたようです。

へちまの美容効果

ヘチマ水は、民間薬としては飲み薬や塗り薬として用いられます。ヘチマの効用として、熱を除き、痰を去り、血を冷やし、解毒の効果あり、 血行を活発にして、神経系統を整え、乳の出を良くし、小便を促し、腫れをとり、痛みを去って、皮膚病を治すなどが挙げられています。 飲み薬としては痰きり、咳止め、むくみ、利尿に効くとされ、塗るとあせも、ひび、あかぎれ、日焼け後の手当、火傷にも効くとされています。 ヘチマが美容面で非常に有名になったのも、ヘチマの持つサポニン類の効力によるものです。 ルシオサイドと呼ばれるサポニンは、肌が本来持つ増殖機能を高め、排泄器官としての働きと、新しい皮膚に生まれ変わる自然治癒力を助ける ことができる成分で、これがヘチマを美容成分として有名にさせたいわれです。

ヘチマには肌の活性を高めるだけでなく、脂漏性皮膚、オイリーバランスを整える働きもあり、使い方により様々な皮膚に対応できる重宝な 植物です。ヘチマ化粧水は、酸性化粧水の原型とも言われるものだそうで、毛穴の引き締めに効果が大ということです。 含有成分は、ヘチマサポニン、硝酸カリウム、ペクチン、タンパク質、糖分等。食品加工総覧によれば、へちま自体に雑菌抑制の力があるそうです。